講師基本情報
| 橋本武 | |
|---|---|
| 氏名 | 橋本武(はしもとたけし) |
| 生誕地 | 京都府 |
| birthday | １９１２年～２０１３年(１０１歳没) |
| 出身校 | 東京高等師範学校(現 筑波大学) |
略歴
１９１２年(明治４５)年京都府生まれ、１９３４年(昭和９)年に東京高等師範学校(現 筑波大学)を卒業、 旧制灘中学校の国語教師となる。「教科書を使わず、中学3年間をかけて中勘助の『銀の匙』を1冊読み込む」他に例がない 国語授業であったが、教え子たちがぞくぞく東京大学、京都大学に合格し、結果的に公立校のすべり止めにすぎなかった灘校は、 全国屈指の名門進学校になる。教え子には、作家の遠藤周作、政治家の黒岩祐治をはじめ、 角界のリーダーがいる。2013年9月11日、神戸市中央区の病院で逝去。101歳であった。
【橋本武名言集】
１ 当たり前だと思われている事に疑問を抱くところから、考える幅がグーンと広がっていく
２ 学びとは時に意味がなくても面白ければいいのです
３ 教師であれ親であれ、頭ごなしに「こうやれ、ああやれ」と押し付けていたら、 いつまで経っても子供のやる気は起きません。教育というものは、子供の力をどんどん引き出す方に進むべきなのです。 子供は、ひとたび自然と何かに興味を持てば、自分から進んでやるようになるわけですから、子供が遊ぶような 感覚で学んでいけるように仕向ける事が大事
４ すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる。私はそう思うのです。２０年、３０年先を見た長期的な学力、能力を身に着けるためには、やはり「銀の匙授業」 でやったように、枝葉にまで疑問をもち、その疑問に対してじっくりと腰を据えて考えるという やり方でないと、なかなか効果は上がらないのです
