名言集講座

講師基本情報

松下幸之助
氏名 松下幸之助
生誕地 和歌山県
birthday 1894年~1989年

略歴

パナソニック(旧松下電器)グループ創業者、PHP研究所創設者。明治27(1894)年、和歌山県に生まれる。9歳で単身大阪に出、 火鉢店、自転車店に奉公の後、大阪電灯(株)に勤務。大正7(1918)年、23歳で松下電器を創業。昭和21(1946)年には、 PHP研究所を創設。平成元(1989)年に94歳でこの世を去る。

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【松下幸之助名言集】


1 物事がうまくいかない場合には、非常に深く反省をして、かくなった原因はどこにあったか、それはことごとく自分にあるのだ、 と考えねばなりません。その反省を強く行っていくならば、失敗というものは絶無になる、と言ってもよいのではないかと思うのです。




2 過ちを犯したときに、これにどのように対処するか。この処し方いかんによって、人間としての本当の値うちが決まると言っても決して 過言ではありません。それでは、どうするのがいいのか。一番いいのは、やはり素直に自分の非を認め、すぐにこれを改める事です。 きわめて平凡な事ながら、これより他に最善の道はないと思います。それは、上に立つ人ほどよけいそう心がけなければなりません。




3 昔は、つぶれるところはつぶれなさいという情け容赦のない時代だったが、最近は反対に情けをかけすぎて、その結果、 自主責任経営がいささか薄くなり、みな依存心が強く、いわゆる”お坊ちゃん”的になってきている面があると思う。そういう意味で、 今度の不況は、今までやや甘やかされてきたお互い経済人として、また企業として、みずからを鍛え直す絶好の機会だとも言えよう。 そのような観点に立って、この機会にいっぺん経営のあり方、会社のあり方を再検討してみるのも有意義ではないかと思うのである。




4 われわれの仕事というものは、われわれ個人のみに与えられているものではない。社会の大きな要望によって、 その立場を与えられているのであります。したがって、その立場にふさわしい姿をとり、その姿から生まれる働きを、 社会に返さなければならないと思うのです。




5 私は、何事によらず、それを成し遂げるために最も大切な事は、まずその事を強く願うというか、心に期する事だと思うのです。 なんとしてもこれを成し遂げたい、成し遂げなければならないという強い思い、願いがあれば、事はもう半ばなったと言ってもいい。 そういうものがあれば、そのための手段、方法は必ず考え出されてくると思います。




6 時間をかけなければよい仕事が出来ないとか、素晴らしい発明が生まれないという考えにとらわれるのは危険である。 われわれはスピードの時代であるという事をもっと自覚して、今日考えた事はその日に実行してしまう事、 思いついた事はすぐ実行し実現するという考え方で仕事を運んでいかねばならない。




7 実際、熱意こそ物事をなし遂げるいちばんの要諦だと思う。なんとなくやりたい、という程度ではなかなか事はなるものではない。 なんとしてもこれをやり遂げようという熱意があって、はじめて知恵も湧き工夫も生まれてくるのである。特に指導者は、こと熱意に関しては 誰にも負けないものを持たなくてはならない。知識なり、才能なりにおいては、人に劣ってもよいが、熱意については最高でなければならない。




8 経営者にどうしても一つ欠かせない条件がある。それは、経営が好きだと言う事である。


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